フラッシュマーケティング・サイトの市場規模推計 2011春

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GROUPON、ポンパレに代表されるフラッシュマーケティング・サイトの売上については次の2社が月次で推計値を発表している。
2社はいずれもフラッシュマーケティング・サイトのディール情報を横断的に検索できるサービスを提供中。

◆シープジェイピー http://sheep.co.jp/
「クーポンジェイピー」 http://coupon-jp.com/

◆セレージャテクノロジー http://www.cereja.co.jp/
「グルーポンなう」 http://groupon-now.jp/

2010年12月から2011年5月までの6ヶ月間の両社の推計値をまとめると下図の様になる。

両社には集計範囲の違い(セレージャは10社、クーポンは百数十社)はあるものの、概ね月次のフラッシュマーケティング・サイト全体の市場規模を推定することができる。

両社の個社別推計データを比較すると、大きな違いは次の2つ。

◆中位社で、セレージャの推計に含まれず、クーポンに含まれる「LUXA」、「ベネ!PON」がある

LUXAの5月の売上は約32百万円、べね!PONは約20百万円

◆両社の個社別推計値を比較すると、GROUPONと「くまポン」でズレが大きい

ただし、GROUPONの場合は両社の4月と5月の値を合計して比較すると、ズレは小さい。

基本的には、上位2社が大きなシェアを持ち、12~2月を見る限り上位10社でほぼ市場全体に近い構造である。
5月時点では月間売上30億円強というのが妥当なところだろう。

年初からおせち事件等で伸び悩み、震災の影響も受けたものの、4、5月は業界として回復基調にある。

ちなみに、各社の売上の推移をセレージャのデータで見ると下図の様になる。

GROUPONとポンパレのデッドヒートは相変わらずだが、ここ2ヶ月ではまだGROUPONが優勢か。

一方で、着々と売上を伸ばしているのは「シェアリー」と「くまポン」であり、
「一休マーケット」は4、5月で大きく売上を伸ばした。

「シェアリー」、「くまポン」はいずれも親会社(光通信、GMO)の企業向けの強い営業力を活かして売上を拡大中。
一休マーケットは、既存取引先である高級宿泊施設との関係を軸に、稼働率アップと新規客獲得を狙った質の高いディールを提案しており、スマートな戦略と言える。

※追記

業界の市場規模推計についてはフラマ・サイト「LUXA」(運営は株式会社ルクサ)が推計したものがある。
同社の推計では2011年4月時点で31.5億円。
CNETの記事