視聴熱に関する研究 ~テレビ番組の力はソーシャルメディアにどう反映されるか

Share


 

やや時間が経ってしまった感はありますが、今春のテレビ番組を題材に、強力なクチコミ分析ツール「クチコミ@係長」をサービス提供する株式会社ホットリンク社の協力を得て、「視聴熱」(※勝手に命名)について研究を行いました。

視聴率は、皆様ご存知の様に、放送番組がどれだけ多くの視聴者に見られたか、リーチ(到達範囲)を明らかにする指標です。

視聴熱なる考え方は、番組視聴によるインパクト(影響)を、最近拡大しているソーシャルメディアへの書き込み量を指標化することで測定できないだろうかというものです。

番組視聴によるインパクトは様々なものがあるのですが、あくまでソーシャルメディアへの発言量に着目をした研究です。

 

従来からPCや携帯電話を使いながらの「ながら視聴」が増加したり、BSやCS、モバイル放送といった放送の多様化や、オンデマンドなど新しい番組視聴の形態も台頭する中、番組制作を手がける某友人との議論で出た問題意識「番組制作をさらに進化させるには、視聴熱的な尺度が必要なのではないか」をきっかけに研究を始めました。

 

詳細はレポートを見ていただければと思いますが、ざっくりとまとめてしまうと…

◆ソーシャルメディアとその利用状況の多様性がある故に、また発言の意味の多様性(ポジ/ネガ等)がある故に、視聴率の様なソリッドな指標にはなりにくい

◆一方で、番組制作のマーケティング・リサーチの道具の一つとして、個別に指標を運用することは可能

◆また、今後の検討課題としては、視聴熱の高い番組は、積極視聴者が多い、発言量の多い視聴者が多いと言う特徴があるので、スポンサーが広告出稿をする際に一定の考慮の可能性があるのではないか

という考えに至りました。

 
皆様のご意見、ご批判をいただければと考え、粗い内容ではありますが、研究結果を発表させていただくことにしました。

レポートはこちら  http://www.slideshare.net/susumutaniuchi/121115-15326981